Litepayとはライトコインを

利用したデビッドカードとして

構想が練られていた。

ライトコインのプログラムの元と

なっているビットコインでも

すでにビットコインウォレットに

対応するデビッドカード自体は

作られている。

だが、ビットコインの

10分という取引時間は

現実社会での使用に耐えている

いけるのかという点で問題がある。

その点、ライトコイン(LTC)は

ビットコイン(BTC)を改善

するべく生まれた、

ビットコイン2.0ともいえる

仮想通貨で、多くの点で

ビットコインを上回っている。

当初から2.5分という

約4倍も速い取引速度を誇り、

またビットコインよりも早く

トランザクション問題解決に

有用とされるSegwitを

実装することに成功した通貨である。

ライトコイン(LTC)は

このような好材料を持っており、

そのためLitepay構想は高い

期待を集めたのである。

だが、それが実現することは

なかった。

なんと、プロジェクト進行中に

ライトコイン財団が

「Litepay」のサービス停止を

発表したのだ。

突然の発表は多くのユーザーは

落胆したことだろう。

しかし先日、そんなユーザーたちを

救うある発表が

Litecoin財団からもたらされた。

LitecoinがTenXと提携、

デビットカード作成に

取り組むことを発表

ライトコインの開発者である

Charlie Lee(チャーリー・リー)氏が、

Twitter上でスタートアップ

TenXとの提携を発表。

それに伴い、

Litecoin名義の

デビットカード作成に

取り組んでいくことを明らかにした。

TenXはすでに

ビットコインやイーサリアムに

対応したデビットカードは

開発済みだ。

Litecoinとの提携が発表されて

すぐにTenXは自社ブログ内で、

すでにあるシステムに

ライトコイン(LTC)を

加えたことを発表した。

TenXがすでに

発行しているデビットカードであれば、

ライトコイン(LTC)は使用可能となる。

LitePay計画のとん挫から一転、

大きな躍進といえるだろう。

TenX(テンエックス)は現実世界で

異なる仮想通貨同士の決済実現を目指す

今回Litecoinが提携を結ぶに至った

「TenX」、そして彼らが提供する

デビットカードはそもそも

どのようなものなのだろうか?

TenXはシンガポールに

拠点を置くスタートアップ企業だ。

昨年行ったICOにて

70億円近い資金を集めたことで

一躍話題を集めた。

彼らの構想はシンプルで、

複数の仮想通貨を

現実世界で利用できるように

することである。

そのため彼らはこれまでATM、

実際の銀行、デビットカードなどに

適用するための技術を開発してきた。

TenXは完全に

仮想通貨のウォレットと

紐づけられている。

つまり、いちいち法定通貨を

仮想通貨に交換するという

作業は必要ない。

そして独自のクロスチェーン決済

ネットワークCOMITを

利用することにより、

異なる仮想通貨の利用、

またボラティリティの高い

仮想通貨相場に

左右されない取引の

実現をうたっている。

こうした技術力の

高さから注目されてきた

TenXだが、技術面以外に

大きな問題を抱えていた。

現在大手金融機関が続々と

仮想通貨事業への参入を

表明している。

その中には既存の

大手クレジット決済

サービスであるマスターカードも

含まれている。

こうした大手が参入してきた

場合に彼らが有用性を

保つことができない

可能性があったのだ。

この問題の解決を考えるうえで、

現在(記事執筆時点)時価総額

5位につける大手Litecoinと

提携を結ぶことができることは

渡りに船といえるものだっただろう。

また、Litecoin側からしても

既にデビットカード自体は

実現しているということで、

Litepayのような不安を抱える

心配はない。

ライトコイン(LTC)は

デビットカード実現で

日常利用を目指す

Litecoinはチャーリー・リー氏による

「ビットコインが金なら

ライトコインは銀を目指す」という

発言にあらわされているように、

日常での利用を目指している。

仮想通貨は実際に利用されてこそ、

本質的な価値を発揮することが

できると言える。

この点でいえば、Litecoinは

いわばインフレ、

投機目的の利用を抜け出た

状況ではない。

こうした点を考えると

今回のデビットカード構想が

実現すれば、ライトコインは

大きな一歩を踏み出すことになるだろう。