メディア系の大型ブロックチェーンプロジェクト「Vuulr」(ヴューラーと発音)。

映像コンテンツの版権取引の元締めとなるマーケットを

打ち立てようとするプロジェクトだ。

元ディズニー幹部や広告大手オグルビーシンガポールの会長も顧問として参

画するなど、業界内での期待を集めている。 世界の映像コンテンツ市場は約26兆円と巨大だが、

コンテンツ調達には4~5カ月かかるなど課題が多い。

版権を得るためには展示会に参加したり仲介業者を使う必要があるが、その際のコストは膨大だ。

さらに映像流通の規格も様々で、映像コンテンツのメタデータ(所有権等)を管理する統一された方法もないのが現状だ。

そこでVuulrが目指すのは映像コンテンツの流通革命だ。

ブロックチェーンやスマートコントラクトでデジタル映像コンテンツの

流通を規格化し、世界一の映像版権マーケットプレイス(市場)を創成しようというわけだ。

Vuulrとは・・・
世界のメディア業界を変える注目ブロックチェーンプロジェクト

映画・テレビ番組・スポーツコンテンツ等の版権売買プラットフォーム

テレビ局、配給会社、製作会社、バイヤー、スポンサー企業間の取引を

効率化ハリウッドの業界団体と連携し、アマゾン、グーグルプレイ、

ネットフリックス等で使われている映像サプライチェーンの規準を

採用EMA(米エンターテイメント・マーチャント協会)と提携し、アジア市場におけるデジタルコンテンツの流通を規格化

Vuulrが解決する課題とは?

現時点でもVuulrが多くの企業に注目されているのは、コンテンツ流通に

かかわる企業の悩みを具体的に解決しようとしているからだろう。

例えば版権取引手数料は現状、取引額の最大40%程度といわれる。

Vuulrのマーケットプレイスではこれを10%と設定。

手数料率を透明化し、取引に参加する企業やユーザーに安心感を

与えている。
映像コンテンツの版権市場規模は約26兆円以上(毎年+10%)

現状は取引コストや時間がかかりすぎているVuulrは数カ月かかる版権

取引を1日に短縮Vuulrでは版権取引が成立時、売手が取引額の10%の

手数料をVuulrに支払う版権取引手数料を取引額の40%から10%まで

圧縮

VUUトークンの特徴

Vuulrのマーケットプレイスで流通するのがVUUと表記される

トークンだ。版権を売買するために使われるのはもちろんのこと、

ユーザーによるコンテンツのキュレーション等に対する

インセンティブとしても活用されるようだ。また、手数料収益を使って

市場に流通するトークンを買い戻し、早期からのVUU保有者に恩恵を

もたらす仕組みも導入している。

イーサリアム上のERC20準拠トークン

Vuulrのマーケットプレイス等で通貨として使用可発行上限は10億VUU(1VUU=0.06ドル)

うち35%分のプレセールが間もなく開始
運営チームは定期的に市場からVUUトークンを買い戻す予定

コンテンツのキュレーション等からVUU建てでインセンティブを獲得できる

仕組みもBBC等の関係者からも期待の声、元ディズニー幹部も顧問に

メディア業界からもVuulrのビジョンに賛同する声も多い。

大手メディア企業幹部もVuulrが始動次第使用していく意向を表明して

おり、今後様々な重要アナウンスが続くことが期待できる。

投資家やアドバイザー

Rob Gilby(元ディズニー東南アジア地区 マネージングディレクター)

Jonathan Wong(楽天Viki プロダクト責任者)

Chris Riley(オグルビーシンガポール 会長)

参画の意向を公表している企業

BBC(英ニュースチャンネル)

Mediacorp (シンガポールのメディア企業)

WME-IMG(米大手芸能事務所)

メディアビジネスの経験が豊富なチーム

同プロジェクトは東南アジアのメディア業界で豊富なビジネス経験をもつ

チームが開発・運営しており、安定感がある。特に創設者のMcKee氏は自分

で起業したエージェンシーをWPPに売却するなどの手腕の持ち主だ。ブロッ

クチェーン関連のプロジェクトは構想だけにとまるものも多いがVuulrは業

界のベテランでチームを構成しており、構想を現実化する「ビジネス感覚」を持ち合わせているといえるだろう。

創設者のIan McKee氏は東南アジア最大級のソーシャルメディアエージェン

シーを起業後、世界最大級の広告企業WPPに売却

メディア、広告、マーケティング等の業界出身者で構成している。