あまり知られていなかったですが、今回地味にイーサリアムクラシックがハードフォークをします。

取引所からこのハードフォークに関するお知らせメールが届いて「え?イーサリアムクラシックがハードフォークするの!?」と初めて知った方も多いとおもいます。

今回のハードフォークはどういう内容なのか?
ハードフォークすることによってETCはどうなるのか?

っていう部分を詳しくお話ししていきたいと思います。
イーサリアムクラシックがハードフォーク
早速、今回のイーサリアムクラシックのハードフォークはどんな内容?っていうのをお話ししていきたいと思います。

初心者でもわかりやすいようになるべく簡単に解説していきたいと思います。

ディフィカルティボム(難易度調整)機能の除去
今回のハードフォークは、イーサリアムクラシックが持っているディフィカルティボム(難易度調整)という機能を除去するためのものだそうです。

ディフィカルティボム(難易度調整)というのは、超簡単に言うとマイニングの難しさを上げるということです。マイニングが難しくなると、単純に報酬が減ってしまったり(もらえなかったり)マイニングの作業時間が伸びてしまいます。

このディフィカルティボムはもともとイーサリアムに組み込まれていたプログラムです。イーサリアムはディフィカルティボムという仕組みを導入することによって、過度にマイニング報酬(新規発行)が行われないようにしようとしていました。インフレを防ぐという目的があったんですね。そして、イーサリアムのマイニングアルゴリズムでもともと採用されていたPoW(プルーフオブワーク)からPoS(プルーフオブステーク)に移行するためのプロセスとしてきていました。

PoW=計算を一番頑張った人が報酬をもらえるシステム。膨大な電力が必要。
PoS=通貨の保有数によってマイニング成功率が変わるシステム。環境に優しい。

しかし、イーサリアムクラシックは今の所PoSに移行する予定はないとのことなので、このディフィカルティボムが邪魔だったんですね。しかも、マイニング難易度が上がっていくシステムなので、これではイーサリアムクラシックにとっては困ります。マイニングがされなくなって、取引の認証が正常に完了されない(送金が完了しない)ということになってしまうかもしれませんもんね。

ある試算によると、このままイーサリアムクラシックにディフィカルティボムが搭載されたままとなると、2018年秋には採算が取れなくなってしまうということです。

マイニングに関する基礎知識から勉強したい方はこちら。
マイニングとは?仕組みを理解するとビットコインが10倍わかる!

ハードフォークによって新しい通貨が誕生する?
今回のイーサリアムクラシックのハードフォークは、新しいコインが誕生するというものではありません。分裂するわけではないので。

あくまでアップデートといった感じのハードフォークですね。より良いETCになれるようにアップデートを行うのです。

いつハードフォークされる?
イーサリアムクラシックのハードフォークは5月30日になる見通しとのことです。

5月30日を境に、各取引所でETCの入出金が制限されたりするので、利用している取引所のアナウンスをチェックしましょう。

今回のハードフォークによってイーサリアムクラシックの今後はどうなる?
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さて、異常が今回のハードフォークの概要ですが、我々一般人が一番気になるのは「価格はどう変化するの?」っていう部分じゃないでしょうか。

今まで、イーサリアムクラシックはハードフォークを行う度に高騰する傾向にありましたが、

今回はそううまくいかないかもしれません・・・

現在、仮想通貨市場全体的にかなり下降ムードとなっています。短期間で40%近く下落してしまった通貨もあります。そんなムードの中、ハードフォークぐらいでは価格は上がらないと思うのです。

仮想通貨市場全体的に上昇ムードなら話は別ですが、ハードフォークだけではイーサリアムクラシックが優位に立つことは難しいと思います。

長い目でみたら、今後のETCにとってはいいことだと思いますけどね!やはり今の仮想通貨市場は短期トレードより長期保有(ガチホ)で利益を見込んだ方がいいのかもしれません。